有機リン系殺虫剤・・・・・

先日、有機リン系殺虫剤が検出された餃子について触れました。
「えっっ？畳にも使われているの？」というご質問を受けたのでひと言。
床に藁を使った畳はＪＩＳ規格で「防虫処理」をしなさいと規定されています。
ここで使われるのが、フェンチオンという有機リン系殺虫剤。
神経系への影響、めまい、嘔吐、下痢、変異原性などの影響があるとされています。
ちなみに、表（イグサ）の染料として使われる「マラカイトグリーン」にはヒ素や重金属も含まれ、水によく溶けるので、唾液や汗で溶けて口や皮膚から人体に吸収されます。
発ガン性も指摘されている物質です。
その他の物質で防虫処理や着色をしているものもありますが、安全性は？？？
「あ～、新しいタタミのいい香り～！」って　これらの物質を誉めているのか・・・・。
ちなみに現在当社では、防虫処理をしていない藁床と天然泥染めイグサの畳をお勧めしています。
条件が悪ければ、カビや虫の発生はありえますが、間違いなく危険性があるものよりは良いですよね。
本物の自然素材とは上手に付き合っていきましょう。
さて、節分ですが、私はピーナツをぶつけられてしまうのでしょうか・・・・・。


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