住まいと湿気

なんだか建築屋のブログとは思えない
内容ばかりでしたので、連続投稿いたします。

「人と住まいの健康を守る上で、
湿気対策は避けては通れない重要なテーマ」
なのです。

そろそろ寒くなってきて、暖房をだした
という方もいらっしゃるでしょう。
冬になるとあの嫌〜なもの
が出てくるのですよね。
そう、「結露」です。

そもそも当社が今の「パッシブエアサイクル住宅」
を建築することになったきっかけが「結露」なのです。

当社が20年間継続している
「住まいと健康のゼミナール」において、
質問すると決まって今の住まいの
不満な点として「結露」が出てきます。

いまでこそ、化学物質による問題も
大きくなりましたが、以前は
アレルギー疾患の原因の大きなものとして
「カビ」「ダニ」がありました。
（今でもありますが）

一般的に、湿気によるカビやダニは
住まいの冷たい場所で発生します。
例えば水回りの洗面所や脱衣場、
陽の射しこまない北側の部屋、
押入などは最たる場所と言えるでしょう。

そして湿気対策をどのようにするかで、
「人の健康」だけでなく「住まいの健康」
にも大きく関わってくるのです。

次回からはそのお話をしていきたいと思います。

つづく

 

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