外断熱の健康住宅【健=人+建】
湿気対策のキーポイントは?
2005年11月13日
湿気対策、続きです。
さて、住まい全体を見まわしたとき、
どこが湿気のこもりやすい場所なのでしょうか?
まず第一に考えられるのが、
地面に接した地盤面、つまり床下です。
実際にある研究によると、
床下の地盤面1平方メートルあたり、
1時間に10グラム程度の水蒸気が
発生していることが明らかになりました。
これを1階床面積が25坪の住まいに
当てはめてみると、
なんと1日に20リットル、
一升瓶にして11本強もの水蒸気が
発生している計算になります。
床下といえば、住まいを支える土台が
ある部分ですから、湿気により腐れが
発生したら大変ですよね。
最近は、べた基礎が増えてきて
地盤面からの湿気対策はできてきていますが、
地盤面以外からの湿気を速やかに放出させる
ための風通しもしっかりと確保する必要があります。
また続きます。
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