外断熱の健康住宅【健=人+建】
風の道の効用
2005年11月21日
木造住宅に元来あった床下空間、
内壁空洞、間仕切り壁空洞、
ふところ空間(1-2Fの間)、
小屋空間(屋根裏)という
見えない空間を連通させた「風の道」。
これが、内部結露対策になる、
というお話は以前しましたね。
さて、それじゃ、その結果
どんないいことがあるか?
内部結露が防げる、ということは
建物が湿気りにくい
→押入等をふくめ、カビ、ダニの
発生が抑制される。
カビ、ダニっていうと、
まずアレルギーには大敵ですよね。
その対策ができるのです。
また、近年は「揮発性有機化合物」
によるシックハウス問題も聞かれますが、
その発生原因の一つに、
室内のカビや菌類が関係している
ことが分かっています。
(アメリカ・ジョージア大学の研究らしい)
研究では、カビや菌類が繁殖する際、
その代謝作用が建材に含まれる物質を
分解、揮発性有機化合物を生成する、
という結果が得られているそうです。
(詳しい論文とかは知りませんが、、、)
また、続きます。
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