外断熱の健康住宅【健=人+建】
抗生物質と耐性菌と現代の家づくり
先日、子供達を小児科に連れて行った際、
調剤薬局でこの本を見つけました。
「抗生物質で子どもの病気が治せない」
(しかし、薬局に本が置いてあるのも珍しいです)
現代の医療では、病気の際に何かと抗生物質を投与する為、
(風邪などは本来、抗生物質の必要はないとの事。
風邪の95%はウイルスによるものでウイルスに抗生物質は効かない)
体に必要な細菌も殺してしまう。
さらには、抗生物質が効かない「耐性菌」ができてしまう。。。
その結果、本当に抗生物質を必要とするときに効かない・・・。
病気がなかなか治せなくなる・・・。ということなんです。
う〜ん、薬によって駆除されていた細菌が強くなって、
人間の体のほうが参ってしまう・・・。
ん? これって何かに似てないか???
木材を薬品漬けにして、害虫から守る・・・
その薬剤で人間が健康被害・・・。
「ホルムアルデヒド」は規制されているけど、
他の得体の知れない化学物質で代替・・・・、
で人体への影響はどうなるの???
病気に関しては、本来人間には
自然治癒力が備わっています。
(薬が全く必要ないとは言いませんよ。ただ、)
薬に頼りすぎてその治癒力が弱くなるのは
イイコトなのだろうか?
(風邪のときに熱が出るのは
ウイルスをやっつける為ですし、、、)
家づくりについても、自然の風通しを利用して、
湿気や虫害に強い木を使うことで
長持ちさせられるはず、それを薬を使って
解決しようとするのはイイコトなのだろうか?
なんだかこじつけっぽい感じもしますが、
そんな風に思っちゃったのです。
ただ、病気の場合は子供が光熱で苦しんでいると、
「ああ、俺が悪かった、ごめんよ。やっぱり予防接種するんだった・・・。」
とか一瞬思ってしまいますけどね。
(だからといってそうすれば 病気にかからない
なんて保障は全くないのです。)
ちなみに2001年の時点で、仙台市内の幼稚園、
保育園で363人を調べたところ、全体の5.5%
にあたる22人から耐性菌
(MRSA:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
が検出されたそうです。
ちなみに、病院に入院している患者さんのうち
MRSAに感染しているのは2%くらいと言われています。
いかに深刻な事態かお分かりいただけるのではないでしょうか?
本当に身の回りに、平気な顔をして危険なものが
蔓延しているような気がします。
少しずつでもみんなで気をつけて
暮らしていきたいものですよね。
(そのためには、個々人が自分で
判断できるような情報が必要ですが・・・)
久しぶりのブログで取りとめのないこと
を書いてしまいました。
ちなみに、家づくりにつかう建材
については「このブログ」を参考にすると
かなり役立つと思います。
(一般に言われる「エコ建材」
は必ずしも安全じゃないですよ・・・)
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