外断熱の健康住宅【健=人+建】
手刻みへの道−墨つけ修行?
2006年07月09日
木造住宅を建てる際、木材を加工します。
現在は、プレカットといって、工場で
骨組みの木材が加工されるのが主流に
なっていますが、 当社では昔ながらに
大工が墨つけをして 手刻みをしています。
機械で行うプレカットは、寸法が均一になるので、
大工の技量による「あたりはずれ」はありません。
ただ、木を良く知った大工による
「+α」がないことも事実です。
また、プレカットに頼ることで
大工の技量が落ちてくる事も大変心配です。
(最近は墨つけができない大工が
多くなってきたとのこと・・・)
さて、前置きが長くなってしまいましたが、
元大工の会長に弟子入り志願者(?)が現れました。
こちらが修行の様子です↓
と、いうのは冗談ですが、、、、。
実は数日前、息子から「『墨つぼ』ってなに?」と聞かれました。
どうも教科書に出てきたらしいのです。
私「おじいさんが持ってるよ。見せてもらったら?」
子「ええ〜、何で持ってるの??」
私「おじいさん、昔は大工さんだったから。」
子「えええ〜、大工さんだったの?(目がキラキラ)」
と、こんな事で墨つぼを見せてもらうことになったのですが、見たら今度は
子「これ、どうやって使うの?」
じ「んじゃ、ちょっと教えてあげるから」
と言うことで、写真のような感じになりました。
わが子はよっぽど面白かったらしく、なかなかやめませんでした。
※「墨が跳ぶから」といって、エプロンをつけさせられた息子でした。
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