外断熱の健康住宅【健=人+建】
「マンション上階に住む幼児の足音は騒音」という判決が・・・
2007年10月05日
読売新聞によると、、、
『マンションの上の階に住む幼児の騒ぐ音がうるさく、精神的苦痛を受けたとして、東京都内の男性が、幼児の父親に240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であり、裁判官は「幼児の騒ぐ音は我慢できる限度を超えていた」として、36万円の支払いを命じた。』
とのことです。
『マンションの上の階に住む幼児の騒ぐ音がうるさく、精神的苦痛を受けたとして、東京都内の男性が、幼児の父親に240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であり、裁判官は「幼児の騒ぐ音は我慢できる限度を超えていた」として、36万円の支払いを命じた。』
とのことです。
判決によると、男性は東京都板橋区のマンション1階に住んでいたが、2004年4月ごろに幼児の家族が2階に引っ越してきて以降、幼児が室内を走り回ったり跳びはねたりする音に悩まされるようになった。抗議をしても、幼児の父親は「文句があるなら建物に言ってくれ」などと取り合わなかったため、男性は騒音計などで音を測り、提訴したのだそうです。
マンション等の集合住宅ではしばしばこういったトラブルがあるようです。
しかし音の問題は、「音の種類」「音の大きさ」といった物理的要因よりもむしろ心理的・生理的要因の方が大きいそうです。
多くの場合、トラブル当事者間の人間関係が深くからみ、嫌悪する人間がたてた音は、「種類」や「大きさ・強さ」と関係なく不快な騒音として耳に響きます。
また、「日本健康住宅協会」のアンケートによると、「屋外の自動車音」に不満が多い環境の回答者ほど逆に、「室内の生活音」に対する不満が少ない傾向が出ていました。
これは、より刺激の強い背景音が他の弱い騒音を隠す「マスキング効果」の心理的作用で、室内音の物理的な「大きさ・強さ」と関係なく、その音が気にならなくなっているようです。
マスキング~ は別にして、お互い様的な部分もありますので、当事者間の人間関係を良くしておくことがまずは大切だなぁ、と思います。
もちろん、建築側の配慮は確かに必要ですけどね・・・。
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