半世紀を超す～お家の工事・内装中（仙台市青葉区）

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仙台で自然素材・無垢材の家づくりとリフォームをお勧めする㈱仙台エアサイクル住建の柏倉勉です。

半世紀を超す「故郷の家」リノベーション工事、一部内装に入っています。
写真はクロスを貼る前の下地処理（パテ処理）です。
地味な作業ですが、ビスの穴を埋めて、ボードの継ぎ目を平滑にする大切な工程です。
これをきちんと行っていないと、仕上がりが綺麗になりません。
また、今回天井に貼るのはビニール・・・ではなく、無薬品処理の本物の布クロスです。
以前にクロスが貼ってある現場を見て、
「クロスかぁ・・・」とつぶやいた方がいますが、一般に使われているクロスとはまるで異なります。
というのも・・・

ビニールクロスは、ビニール・・・石油製品です。
原料には膨張剤、難燃剤、可塑剤といった様々な化学物質が使われています。
Ｆ☆☆☆☆といっても、こういったものは含まれています。
一方、布クロスは、天然繊維が原料です。ただし、布クロスといっても難燃剤等で薬品処理された物は有害物質の揮発が心配され、また、表面に染み込ませた難燃剤が湿気を呼び、染みになることがあります。
ホテルの布クロスがシミで見苦しくなっていることがあるのは、そうした理由です。
当社で採用している布クロスは、薬品による難燃処理をせずに防火認定を取っているものもあるような安全素材です。
「クロスかぁ・・・」と見た目だけの印象で判断されると寂しくなります・・・。
なお、クロスを貼る「のり」にも特徴がありますが、それはまた今度。


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