仙台市戸建木造住宅耐震診断

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
仙台で自然素材・無垢材の家づくりとリフォームをお勧めする㈱仙台エアサイクル住建の柏倉勉です。

2月に入り、仙台市戸建木造住宅耐震診断支援事業の耐震診断において現地調査をしてきました。
これまでのお家の履歴をお聞きし、外部を確認。
基礎コンクリートのひび割れ確認。（無筋の割に少なめ）
内部の確認、柱の曲がりを確認。
そしていよいよ骨組み確認。
２階の小屋裏　屋根勾配がのろいので、ちょっと狭い。でも７割方筋交いを目視確認出来ました。
構造材の寸法もほぼ確認でき、小屋伏図はなんとか書けそうです。
次に問題の１、２階ふところ。

今回は総二階ではなく、しかも下屋部分に押入れがあったため、点検口があればしめたもの。
ありました。それなりに確認できましたが、太い梁の向こう側が全く見えず。
反対側の押入には点検口がなかった為、しかたなく一部解体。
反対側も何とか確認でき、２階床伏図もなんとか書けそうです。
筋交いは全箇所目視確認。
そして床下。。。
体勢が苦しい・・・。　ほふく前進でしばらく動くといつも頭痛がします。。。
苦労の甲斐あって、基礎伏図も書けそうです。
アンカーボルトも数カ所目視確認できました。
いや～、しんどかったです。
現地調査をして思うのは、木造住宅の戸建耐震診断はとても大事なのだけれど、適切な補強がそれ以上に大切です。
しかし、現在のような形をとっていると、人手も足りなく、なかなか件数をこなせないのが実情です。
スピーディーに診断する方法を真剣に考えていく必要があると思います。
私を応援してくれる方はこちら↓をクリックお願いします。
★人気ブログランキング投票★