外断熱の健康住宅【健=人+建】
「三世代同居」に支援策がいろいろと
2016年04月17日
平成28年度の予算では「三世代同居」
対応工事をする住宅に関して
支援策が打ち出されました。
三世代同居対応工事とは、
キッチン、浴室、トイレまたは玄関
のうち、いずれか2つ以上が複数個所
となる工事です。
安部政権は、成長戦略として「一億総活躍社会」
の推進を掲げていますが、その中で一層の活躍を
期待しているのが女性と高齢者です。
その活躍の土台をつくる施策として
打ち出されたのが「三世代同居」の推進なんです。
具体的な支援策を見てみると、
新築住宅では、中小の住宅事業者グループ
による高性能な住宅建設に対する補助事業
「地域型住宅グリーン化事業」での
三世代同居支援です。
三世代同居を要件に、一戸当たり最大30万円
の補助を加算する仕組みです。
グリーン化事業では、長期優良住宅や低炭素住宅
に対し一戸当たり最大100万円の補助が給付
されるので、あわせると最大130万円となります。
リフォームに関しては、工事費を現金で支払った場合、
所得税が最大25万円控除されます。
(投資型減税といいます)
リフォームローンを利用した場合は、
ローン残高のうち三世代同居工事費用分の
2%(最大250万円まで)、その他の工事と合わせて
5年間で最大62万5000円の所得税控除が受けられます。
支援策があるから三世代同居する
わけではないでしょうが、
同居のご計画がある方は上手に利用したいものですね。
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
心地よく暮らせる家づくりをお勧めする
㈱仙台エアサイクル住建の柏倉勉でした。