外断熱の健康住宅【健=人+建】
「こんな家だったらいいなぁ」と思いませんか?
2017年05月25日
明るくて、風通しがよくて、夏涼しくて、冬暖かい省エネの家
なんだか完璧ですよね?
でもここには様々な矛盾が潜んでいます。
というのも、、、明るくて風通しをよくしようと思えば、窓を大きくしますよね?
窓を大きくすると、夏は太陽熱が入ってきます。冬は窓から熱が逃げます。
では窓をちょっと犠牲にして断熱性を高めたらどうでしょう?
冬は暖かくなりそうです。でも、断熱性をどんどん高めると夏は暑くなるんです。
熱が家の中にこもってしまうんですね。
ではどうするか?
それを考えていくのも設計のプロセスです。
ちなみに今からは季節は夏に向かいます。 夏、窓からたくさん熱が入ってきますよね。
太陽熱を入れないためにはどうしましょうか?
こんなデータがあります。
普通ペアガラスの日射取得率です。
ガラスのみ 0.79 ガラスで0.21だけ日射を妨げたんですね。
ガラス+レースカーテン 0.53
ガラス+障子 0.38
ガラス+外付けブラインド 0.17
どうです? 「夏はできるだけ外で日射をさえぎる」ことでこんなにも熱を入れないことになるんです。 これは外付けブラインドに限らず、すだれやオーニングなどでも同様です。(グリーンカーテンも有効です)
また、夏は南面よりも東西面から入ってくる太陽熱のほうが大きいのです。ですから、特に東や西の日射遮蔽に配慮することが、「夏涼しく」と「省エネ」を両立することになります。
このあたりは建築的手法と暮らし方の工夫の両面が大切ですね。
明るくて、風通しがよくて、夏涼しくて、冬暖かい省エネの家にご関心がある方
当社までお問合せください。
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心地よく暮らせる住まいをお勧めする
㈱仙台エアサイクル住建の柏倉勉でした。