外断熱の健康住宅【健=人+建】
「常務!柱がありません、、、。」
「常務!柱がありません」
小泉大工からの電話だ。
現在、仙台市戸建木造住宅耐震改修工事補助金交付事業
を利用して、仙台市泉区内で耐震改修工事を行っています。
当社では、私が診断士として登録されている事もあり、
珍しく工事を管理しています。
(通常はもっぱら新築工事の窓口として、
ご相談・設計・積算を行っています)
既存住宅の改修なので、開けてみないと分からない部分も多いので、
臨機応変な対応が必要となります。
今日の電話は、柱があるはずの部分にない、、、という電話。
もちろん、それで補強の実施内容が変わってしまう。
また、一般のリフォーム工事と異なり、変更ごとに強度の計算などを
しておかないと、補助金がもらえないことになったら大変です。
そういった意味では、今回耐震改修に使用する「かべ大将」という
商品は様々なバリエーションごとに強度の認定を取得しているので、
変更には対応しやすく助かっています。
(この材料を使用して設計・施工するには、メーカーが指定する設計
・施工の研修会を受けることが必須になっています。)
もちろん、工事箇所ごとに写真を撮って整理しないといけませんので、
かなり労力はかかるんですよね~。
仙台市では今年度から補助金の上限が60万円から90万円に増額されました。
(工事費の1/2が上限であることはこれまでと変わりません)
また、「緊急促進」という名目で別途30万円の補助金を出しています。
これだけの事をしても、住宅の耐震化を促進したいのですよね。
ただ、、、耐震改修ってキッチンやお風呂のリフォームと違って満足度は
あんまり大きくないんですよね。
仕上がってしまうと、どこを工事したのか分からないことが多いものですから、、、。
そんな事も踏まえ、せっかく「木の家・自然素材」が特徴である当社が
工事するのですから、無垢の木を使って内装にアクセントをつけることに
しました。(サービス工事として)
やっぱり工事する方としても、目に見える満足を味わっていただきたいのですよね。
完成したら写真をアップしたいと思います。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
心地よく暮らせる家づくりをお勧めする
(株)仙台エアサイクル住建の柏倉勉でした。