外断熱の健康住宅【健＝人+建】
宣伝文句のウソ？
ネットで買物をしたり、資料請求をすると、
たくさんのメルマガが送られてきますよね？
とても全部に目を通してはいられませんが、
たまたま先日「おや？」と目を引くものがありました。
健康食品関係のメルマガなんですが、
スキンケア・アイテムをつくったそうです。
なぜ、、、それを本気でつくろうと
思ったのかというと、
化粧品業界のある“怖い話”を
知ってしまったから…
だそうなんです。
～以下引用～
※これからお話することは、
少しショックを受けるかもしれませんので、
読まなくてもかまいません。
それは、私たち消費者は、
化粧品業界にダマされているかもしれない
ということなんです。
たとえば、ハリのある美肌に導く
「○○○成分配合！」という化粧品が
あるとします。
でも実は、その配合量は1%以下だったりすることが
往々にしてあるということ。
芸能人を使ったテレビコマーシャルで、
まるで効果があるようにみせかけ、
私たちの興味を引くためだけ。
たとえ1%以下でも、
入っているものは入ってるわけです。
だからウソはついていないという
理屈なんです。
私はこれを聞いた時、怖いと思いました。
それと同時に、腹が立ってきました。
そこで、私たち＜○○○○（会社名）＞は
強く決心したんです！
どんなに時間をかけてでも
ごまかしのない、本物の
スキンケア・アイテムをつくろう！と。
～引用おわり～
まぁ、この話を聞いても別に驚きはしませんでした。
というのも、私はもとは化学系の専攻ですし、
部活の後輩には化粧品会社勤務の技術者もいます。
後輩がマネージャーに、
「化粧水のAとB（Aの廉価版？）だったら、Bを買ったほうがおトクですよ。
ほとんど成分と配合が同じですから」
と言ってたのを覚えています。
また、建築関係でも同じような話はあります。
例えば内装塗り壁の材料である「珪藻土」
健康に配慮した建材ということで注目されていて、
当社でもよく使用しています。
さてこの珪藻土。
多くの方は一種類だと思っています。
もしくは、商品名が違っていても、
ほぼ内容は一緒なのだろうと･･･。
そう、日本酒に銘柄があっても、お米と水と麹が主な原料であるように。。。
でも一般に「珪藻土」と呼ばれて流通している建材は
非常に様々です。
そもそも珪藻土って何が特徴なのかというと、
多孔質であるため、湿気を吸着して
「湿気を調整してくれる＝（調湿性がある）」
ことなんです。
それに附随して、「水に溶ける臭いも一緒に吸着してくれる」
といった効果もあります。
ただし、最大の弱点（？）としては、
珪藻土単体では固まらない
ということがあげられます。
つまり、なにか「固める」材料をいれないといけないんです。
様々なメーカーの「珪藻土」
含有量なども異なりますが、
含有量のほかに、性能に大きく影響を与えるのが、
この「固め方」です。
ホームセンターなどで安価に売られている珪藻土の場合、
多くは樹脂（接着剤）が配合されています。
この樹脂、珪藻土の細かな穴を塞いでしまいます。
樹脂が入っていると、塗りやすく、施工性はいいんです。
でも、、、
肝心の、、、
調湿性が落ちてしまいます。
つまり、、、
「見た目だけ」。
喫茶店や飲食店などで、
塗り壁の見た目を重視したい場合、これでもいいでしょう。
わが家の「見た目」をアップさせたい目的なら、
これでいいでしょう。
でも、、、、
調湿性という機能を大切にする場合は、
珪藻土の含有量と「固め方」をしっかり確認しなければいけません。
ちなみに当社が使用している珪藻土「はいから小町」は、
にがりを使って固めています。
「にがり」･･･お豆腐を固めるアレです。
にがりを使って固めると、珪藻土はメッシュ状に固まるので、
穴を塞がないんですよね。
つまり、しっかりとした調湿性を発揮します。
（JIS規格で示された調湿建材の基準の3倍以上）
こういったお話。
普通は知りません。知らされません。
でも大切です。
きちんと「知ってから」「選べる」
ということが大切なんですよね。
少しずつでも、何度でも、
「知っていただいたほうがいいこと」
をブログ等を通じて、
お知らせしていきたいと思います。
よろしかったら、今後ともチェックしてくださいね。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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