外断熱の健康住宅【健=人+建】
仙台で注文住宅の相場はどれくらい?
仙台で注文住宅を建てたいと思ったとき、
相場がどの程度なのか、やはり気になりますよね。
しかし、相場といっても、注文住宅は大きさや形、
内装、外装、設備などがそれぞれ違いますから、
単純にそれらを比較して、
高いとか、安いとか、適正といった判断はできません。
では、注文住宅の相場を判断する上で、どんなことに気をつけたら良いのでしょう?
※「注文住宅成功のコツ」と言うブログを書きました。こちらも読んでみてください。
「坪単価」という指標
仙台で自然素材を使った注文住宅を建築している地場工務店、
仙台エアサイクル住建の柏倉勉です。
注文住宅の相場を知ろうとした時、まず頭に浮かぶのが「坪単価」です。
「坪」と言っても馴染みがない方がいると思いますが、
建築業界では、畳2帖の大きさを一坪(ひとつぼ)といいます。
この畳2帖の大きさあたりの価格のことを「坪単価」と呼びます。
「御社は坪いくらですか?」
よく聞かれる言葉です。確かに坪単価はある程度参考になりますが、
注意すべきポイントがあるのです。
ぜひ知っておいてください。
坪単価にルールなし
まず最初に、「坪単価」を算出するのに、明確なルールがない
ということを知っておいてください。
つまり、仮に全く同じ建物で同じ価格であったとしても、
会社によって、坪単価の分母になる「面積」や、
分子になる「価格」が異なるということがおきるのです。
ですから「坪単価」を聞いたとしても、「面積はどう算定していて」、
「価格はどこまでを含んでいるか」、「その他に何が必要なのか」
といったことをきちんと把握しなければなりません。
お金がかかる場所とかからない場所がある
それだけではありません。住宅には、お金がかかる場所と、
それほどかからない場所があります。
お金がかかる場所というのは、台所やお風呂などです。
単なるお部屋と違い、設備と水道工事などが必要だからです。
一軒のお家には、台所、お風呂、洗面所、トイレが必要です。
小さなお家でも、大きなお家でも一セットは必ずあります。
つまり、1LDKでも5LDKでも必ず1セットは必要ということです。
お金がかかる場所の割合が多くなる1LDKと、
お金のかかる場所の割合が少なくなる5LDKでは、
面積あたりの「単価」では、5LDKのほうが安くなります。
(総額は5LDKのほうが高くなりますが)
ですから、あなたが建てたいと思う位のお家の大きさでの
「単価」を聞いてみなければ、「相場」といっても
かなりずれてきてしまいます。
お好みの仕様にしたらどうなるか
さらに、注文住宅の場合は、使っている内装、外装、設備
がそれぞれ異なりますから、そういった点での価格差も生じます。
例えば、モデルハウスをみて、「こんな感じがいいな」と思っても、
一般的な仕様よりも贅沢なものが使われていて、
「坪単価」は一般的な仕様で説明している、
といったこともあるようです。
ですから、自分が住みたいと思う住宅の仕様を例にあげて質問したり、
実際に住むために建てられた家を見学して、
自分が納得できる品質なのかどうかを確かめてから、
高いとか、安いとか、適正といった判断をする必要があります。
オプションの落とし穴
そして、建築会社のお勧めする仕様をそのまま採用するのであれば
よいのですが、自分たちの好みのものを採用したいとお考えならば、
さらに注意が必要です。
好みのものを採用する、いわゆる「オプション」ですが、
会社によってはオプションの金額を極端に高く設定していたり
することもあり、
せっかく「坪単価」が安かった会社を選んだのに、
オプションでお好みにカスタマイズしたところ、
標準仕様の倍くらいに膨れ上がった
という話を聞いたこともあります。
いかがでしょうか?
仙台で注文住宅の相場を知りたい場合、
「坪単価」は、ある程度の参考になりますが、
曖昧さが残る指標であることをご理解ください。
また、その「坪単価」には何が含まれるのかを確認したり、
どれくらいの面積の家を基準に話しているかを確認しましょう。
さらに、オプションを導入する場合に、極端に価格が
高くならないかどうかを確認する必要があります。
具体的に注文住宅をお考えの場合は、「坪単価」はある程度
参考にしながらも、
やたらと売り込みに入らず、じっくりお話ができると思える
建築会社を探してみるのが第一歩かもしれませんよ。
よろしければこちらのブログもぜひご覧ください。
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