外断熱の健康住宅【健=人+建】
家づくりと深い想い
昨日、一本の電話を受けました。
ナンバーディスプレイに表示された数字を見て、
すぐに誰なのか見当がつきました。
当社で家を建てていただいて30年以上経つお施主さんです。
「ちょっとお聞きしたいんだけど…
前に不動産の免許を取るっていってたよね?
もう取ったの?」
「え? どうしたんですか?」
「中央あたりに出物なんかないかねぇ…」
懐かしさと深い想い
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
心地よく暮らせる家づくりのお手伝いをする地場工務店・
㈱仙台エアサイクル住建の柏倉勉です。
昨日、お金をかけすぎて家を負担にしてはいけない、
と言ったばかりで、何ですが…。
お電話をいただいた、こちらのお施主さん、お若いころは
仙台市の中心部にお住まいになっていたんです。
空襲のためにご自宅や周辺が焼けてしまったのをきっかけに、
郊外へ転居されたようです。
(あまり詳しいいきさつまではお聞きしていません)
ただ、お伺いする度に、
「戻りたくてや~、、、」と仰っていました。
今回もお電話を聞いていると、
昔近くにいた方々が、結構中心部に戻っているようだ、
とのこと。
「先があんまりないと思うと余計に戻りたくてね。。。」
「土地は小っちゃくていいんだけどね。」
昨日のブログにも書きましたが、当社では
後々、負担になるほどの予算を家にかけるべきではない
というアプローチをとっています。
でも、、、「どうしても」という想いを無視するべきでは
ないという考えも持っています。
今回ご希望している場所は、いかに小さくても、猛烈に土地代が高いです。
でも、お金だけでは測れない「想い」というのがあるんですよね。
とても高額なエリアで、土地を購入する予算があるのかも
わかりませんが、もしもどうしても戻りたい!という希望が
あるのでしたら、建物と外構の部分をコストダウンしながら、
都市型の狭い土地でもプライバシーや防犯性を確保しつつ、
明るく暮らしやすい家をつくる工夫はするつもりです。
そのヒントにもなりそうなのが、新たに取り組んでいる
注文住宅のプロジェクト・SIMPLE NOTEです。
ご関心がありましたら、こちらをご覧になってみてください。
また、無料で資料をお送りしています。