外断熱の健康住宅【健=人+建】
仙台で梅雨も心地よく暮らす家づくり
5月とは思えぬ暑さが続いたと思ったら、
最近は雨、雨、雨、、、ですね。
仙台管区気象台は昨日7日、宮城、山形、福島3県の
東北南部が梅雨入りしたとみられると発表しました。
梅雨時期は湿度が上がって、ダニやカビが繁殖しやすくなります。
日々の暮らしにおいては気がかりですよね。。。
また、仙台の梅雨はダラダラと長い印象なので、
新たに家づくりをしようと思った場合、
この時期を快適に過ごせるというのも大事なポイントだと思います。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
心地よく暮らせる木の家をお勧めしている
(株)仙台エアサイクル住建の柏倉勉です。
今日は梅雨時期にも快適に暮らせる家づくりについて
お話してみたいと思います。
素材を工夫する
これから新築やリフォームをしようとお考えの方に
お勧めしたいのが、まずは「床」です。
最近の住宅の床はほぼフローリングですが、
一般的に普及しているのは「合板」と言われるもの。
薄く剥いた木をベニヤ板に貼り付けたものです。
この床、梅雨時はペタペタして案外気分が悪いものです。
というのも、薄い板と接着剤が何層もになってできているので
湿気を吸収する力はほとんどないんです。
一方、湿気を調節する力があるのが無垢の木です。
心地よく暮らしたいなら断然、「無垢フローリング」をお勧めします。
特に杉やヒノキの場合、その香り成分によって、
ダニの繁殖も抑えられることが確かめられています。
一般的にはビニールクロスが使われています。
名前のとおり「ビニール」なので、湿気を吸収する力はありません。
汚れたら拭けるという点は便利かもしれませんが、心地よく暮らすという
点でのメリットは少ないと思います。
そのような中、お勧めしているのが、珪藻土と無垢の板です。
無垢の板については、フローリングと同様なので
ここでは割愛します。
珪藻土というのは、塗り壁の一種です。
近年、漆喰をはじめ様々な塗り壁商品が出ていますが、
多くの場合、吸放湿性が低いものになっています。
よくデモンストレーションで、水をスプレーして
「こんなにたくさん吸います」
とやっていますが、あれは単なる吸水。
スポンジでも吸ってくれますから、、、。
実は「調湿」してくれる建材には基準があります。
JIS規格で調湿建材と名乗れるには、70g/m2以上の
調湿性が必要です。
気になる素材があったら、是非確かめてみてくださいね。
(当社がお勧めしている珪藻土「はいから小町」はJIS規格の3倍の調湿性があります)
暮らし方を工夫する
住宅会社の人間なので、どうしても建材のことを
お話ししてきましたが、建材だけではどうにもならないことがあります。
「暮らし方」です。
いかに吸放湿性がある素材を使っても
暮らし方が悪ければ、かえって害になります。
そう言うと、「手入れが面倒なの?」と
身構えられてしまいそうですが、そうではありません。
「換気」もきちんとしてほしいのです。
いくら吸放湿性がある自然の素材でも
悪条件下ではカビが発生することもあります。
無垢の木がダニを抑制するといっても、濡れた
足拭きマットを敷いたままだったら、カビは生えてきます。
湿度が高くなりすぎれば、畳表もカビのリスクが高まります。
特に健康に配慮して薬品処理をしていない自然のものであれば尚更です。
ですから、梅雨の合間の晴れ間などは窓を開けて室内の換気を
行ってください。
(24時間換気がある現代の住宅なら多少よいですが)
また、エアコンや除湿機は上手に併用しましょう。
0か100かではなく、何事もバランスが大切ですね。
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仙台エアサイクル住建は、自然素材を使った注文住宅の新築と
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