「設計と現場日誌」
家を作るのは誰なんでしょう。
2007年04月27日
協賛している家づくりサイト「ハウスネットギャラリー東北」の協賛会で、興味深いデータを知った。
「どうしてその会社で契約したんですか?」という問いの答えで最も多かった要因。
なんだと思いますか?
「どうしてその会社で契約したんですか?」という問いの答えで最も多かった要因。
なんだと思いますか?
今までトップに来ていたのは
「担当者の人柄、対応」だったのだが
平成18年の調査では
「会社の信用・知名度」がトップで55.9%
「担当者の人柄・対応」は二位で27.6%
ハウスネットギャラリーを主宰するネクストアイズ小野社長はこれを 消費者ニーズが変化している、今後のキーワードは”信用・ブランド力”だと解釈している。
このデータの元は住宅リフォーム推進協議会というところの「平成18年 住宅リフォーム実態調査」
リフォームの場合、悪徳業者にだまされた高齢者には「担当者はいい人だったのに」と言っている人が多いことから、担当者だけでなく会社自体を確かめようという意識の高まりかと思う。
いろいろな住設メーカーが、リフォーム会社や住宅会社を組織化している。先日取り上げたTOTOリモデルクラブもその一つになる。
今日、JCの先輩でもあるスイコーの澤口社長と話をしている中で、「ブランド力という考えでこうしたメーカーが組織するリフォーム会社の会に入りたいという会社が増えている」と聞いた。
しかしながら、こうした会にはいるだけでブランド力や信用が付くと言えるのだろうか。
本当の意味での信用は、会社にいる人間の信用、信頼の積み重ねであろうと思う。
どんなにブランドがある会社といえども、担当者と一度も会わないで工事が終わるはずもない。
我々小さな会社は特に、一人のお客様に全員が関わることになる。社員一人一人の対応が結果として会社の信用につながっていくと思う。