浴室の設計中

設計中というとお客さんに怒られそう。
浴室と脱衣室、寝室、廊下とのつながりを設計するのが大きな間取りの検討ですが、
浴室内部の詳細納まりや配管の取り回しなどの検討をしているのです。
最近の浴室は水回りメーカーのユニットバスを採用することがほとんど。
ところが今回のお住まいは介護が必要な方が家族にいらっしゃるので、
浴槽へ乗り移るためのバスリフトを設置したいが、
既製品のシステムバスには取付ができないタイプのものだったのです。
それを取り付けるために、最近では希になった在来工法（タイル）浴室を作ることになりました。
工事をするには細かい配管や納まりの寸法が必要なのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
以前も、このリフトを設置した浴室は作ったことがあります。
今回は座ったままでも全身シャワーを浴びられる　INAXの「シャワードバス」も組み込もうという計画。
同じくINAXで開発された「suite room」に似た雰囲気にならないものかとイメージをふくらませているところです。