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中間検査

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「設計と現場日誌」

中間検査

2008年01月11日
年末の28日に上棟式を行った山形の現場で、昨日中間検査を受けた。
棟が上がり、屋根を葺いた時点で、仕上がると隠れてしまう骨組みの検査をうける。
山形県では中間検査は義務ではない。今回は財形貯蓄の住宅融資を受けるため、そちらの基準による検査となっている。ちなみに仙台市では2年ほど前から木造住宅であっても中間検査が義務づけ(建築基準法上)なっている。
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中間検査では
地震や風圧に耐えるための「壁」が、設計通りに施工されているか、(耐力壁といいます)
その耐力壁のつくり方(筋交いという斜め材の断面寸法や留め付け方)が基準通りか
柱や梁の寸法が適切か、などを検査していく。今回検査をしてくれたのは「山形県建築サポートセンター」の方。
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仙台市での物件の場合は、基礎工事の施工写真を提出し、鉄筋の組み方や、アンカーボルトと呼ばれる基礎に埋め込んで上部の木部を留めつけるボルトの施工状況などがチェックされる。
加えて、この段階では、屋根材が葺かれている。屋根の雨じまい(雨漏りがしないようにする施工方法)が適切かどうかを、現場監督が(わたしです、、)チェックする。
屋根から雨漏りする場合、ほとんどが一階の屋根と二階の壁からだ。そうさせないためには、壁との取り合い部分で屋根材を垂直に立ち上げておく。おおむね20センチくらいだ。100_4794.jpg
あらかじめ立ち上がり部分の裏を、合板などで立ち上げておいてそこに固定する。この裏板がないと、長年の間に屋根材の下に敷いてある下葺き材(ルーフィングという)が倒れたり、破れたりして雨の侵入を許すことになりかねない。 100_4793.jpg
検査は無事合格!
「合格証ができたら連絡しますね。」と検査員の方は帰って行った。
わたしも現場をあとに、山形道に乗り、笹谷トンネルに差し掛かったとき会社から電話が。
「建築センターから、○○さんの合格証できたって電話がありました!」
早!でももう10分くらい連絡が早ければ、もっと良かった。高速に乗る前だったらなおさら。

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