土地の図面について

青葉区内で、建てかえ工事に着手しました。
私の仲人さんの家です。薬科大の学生だった女房が、入居していたｱﾊﾟｰﾄの大家さんなのです。
これがそのｱﾊﾟｰﾄ。二階が大家さんのお住まいでした。

敷地内に段差があり（それも2メートル以上）　鉄骨のフレームで組んだピロティーの上に木造二階建てがのっているという構造。これを解体して息子さん家族との二世帯住宅を計画しています。
しかもこの土地、昔の不動産売買のいい加減さを物語るような変形敷地で、更地にならなければ大きさがはっきりわからないような土地。
法務局には土地の図面として公図というものがありますが、造成地以外はほとんど現状にあっていません。逆に造成地は真四角なので図面が無くとも土地の大きさや長さは測りやすい。
古い住宅地には図面が無いことも多く、一度土地の大きさで痛い目に遭ってから当社では測量屋さんが使うような光波測量の機械を購入し、敷地の実測に使っています。
こんな敷地でもしっかりと作図できる。
敷地図です。
でも、精度がいいと思うので敷地めいっぱいの設計をしてしまい、法的制限のクリアに四苦八苦しています。
（写真の隅に写っているのが測量機）