「設計と現場日誌」
外壁塗りかえについて
アポナシ訪問で多少ご迷惑かとも思いつつ、、インターホンを鳴らすと、、
Sさん:「あら、どうしたんですか?」
私:「近くの恵み野で工事しているので寄ってみました。」
↑こちらのお宅です。
Sさん:「あ、そう言えば最近外壁を塗りかえませんかってセールスが良く来るんですよね。
うちの外壁は大丈夫ですか?」
じつはこれOB客様に良く聞かれる質問です。
「ええ、ぜひ塗りかえて下さい、うちの会社で」(笑)と第一声、冗談ぽく答えました。
「外壁をさわって、チョークの粉みたいに手に付きますか?チョーキングと言うんですが」
「これが起こっていると塗膜が劣化しているので水分が外壁材にしみこみ、それが凍ったりすると外壁が割れることがあるんです。
Sさん:「ああ、それはないわね。でも北側の方が、、、藻?緑色になってるところもあって。」
私:「北側は雨がかかると日が当たらず、雨の埃なんかで藻が生えるんです。
「でも、塗装そのものは大丈夫ですよ。
塗装工事の仕事も取りたいなあと心の底では思います。
でも新築時に採用した吹き付け材は、耐久性のあるものを選んでいるので防水性能に問題もなく、
若干の汚れがある程度なんですよね。
私:「問題ないですよ。もし今の色を変えたいと言うことでないなら。」
Sさん:「この色、汚れも目立たないし飽きなくて良い色なのよね。」
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外壁を塗らないと大変なことになる!と脅したり、今ならモニター価格で○○万円引き!という訪問業者さんがまだいるようです。
あまり真に受けないで下さい。
ただ、塗料も年々性能が上がっていて、耐久性のある塗料や汚れにくい塗料になっています。
塗り替えをする場合は、より性能の良いものをお薦めしたいです。
値段は高いのですが、何回も足場を組んで塗りかえることを考えれば割安かもしれません。
生活や家族構成の変化でリフォームの必要が起きます。たまに「エアサイクルさん、リフォームはやらないんでしょう?」と誤解している方がいますが、そうした変化にもしっかりと対応させていただいております。