「設計と現場日誌」
ご縁
2010年04月11日
昨晩は、朝方には思いも掛けないような場所にいることになりました。
太白区の葬祭会館です。
OB客様のお父様のお通夜へ参りました。
太白区の葬祭会館です。
OB客様のお父様のお通夜へ参りました。
朝方に別件でお電話を入れたところ
「実は父が昨日亡くなりまして、、」
「ではご葬儀は?」「明日(日曜日)です。」
考えてみれば明日ご葬儀ということは今日がお通夜。
ご自宅の近くまで行けば案内が出ているだろうと思い、近くまで来ると葬祭会館に案内を見つけました。
お経を聞いている間、
「この、亡くなったお父さんが『家を作って同居しよう』と言ってくれたからうちの会社もお客様の家を建てさせていただいたんだなあ。感謝いたします。」と念じておりました。
お経が終わり、お坊さんのお話に出てきた言葉は「縁」
「皆様なにかかしらのご縁で、ここにご参集していますよね」
まさに私が感じていたことでもありました。
お父様の菩提寺は北海道の曹洞宗のお寺と言うことで、仙台でおなじ曹洞宗のお寺からお坊さんがいらっしゃっていたのですが、北海道のお寺から贈られた戒名が
「桑覚利行居士」(もし間違いがあれば申し訳ありません。)
「利」はお父様のお名前から取ったもの。
「利行」は、実は当日読まれたお経のなかの言葉の一つであったそうです。
※四摂法(ししょうぼう)布施・愛語・利行・同事
最後に喪主御挨拶では、ご生前のエピソードに父様のお人柄を知ることが出来ました。
お孫さんが大きな声で涙を流していて、それほど慕われていたお父様だったのだと感じました。