「設計と現場日誌」
「家づくりでよい子に育てるポイント」
これは講読しているメルマガの記事からインスピレーションを得てご紹介するものです。
間取りを考えるときに、子供部屋を優先せず家族空間(リビングやダイニング)を充実させようという考え方があります。
当社もこの考え方で間取りを作っています。
なぜでしょうか?
子ども部屋ではなく食卓で勉強している子の方が成績が良い、という調査結果があるそうです。
また子供部屋を南側の環境の良い場所に作ったところで、せいぜい使われるのは15年~20年。ですから子供部屋を最小にして、家族の空間を大切にしようというわけです。
さらに、それに加えて今回のメルマガでは新しい視点を与えてもらいました。
それは「親が子どもに対する教育方針や良い子の価値基準を定める必要がある」ということです。そのためには、夫婦円満でなければならないし、父親がしっかりと威厳を持っていなければならない。(お父さんたち大喜びですね!)
そのことを家づくりで実現するには?
方法として以下のことが提唱されていました。
●夫婦の寝室を快適なものにする、浴室やトイレなど水回りを近くに配置する。
●小さくても良いから(1坪でいい)書斎を作る。お父さんの象徴「大黒柱」を設ける。
これは良いことじゃないでしょうか!
意識してはいなかったのですが、当社の昨年の施工例で、小さな書斎と大黒柱というお家がありましたね。
出典:住まいの結婚相談所 若松敏弘氏著
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1つ目は、使っている建材です。
建材を害の無いものにしてください。
2つ目は間取り。
独立した子ども部屋を作るよりは、家族中心の間取りにしてください。
快適な子ども部屋を作ると、居心地が良いので子どもはそこへ入ったら出てきません。
3つ目は子どもの教育方針を決めることです。
それに基づいて、子ども部屋をどうするかを決めてください。
4つ目は、夫婦の寝室を快適にすることです。
夫婦の寝室を快適にすれば、夫婦円満になるわけです。
夫婦喧嘩ばかりしていたら、子どもも悪影響を及ぼします。
5つ目は、バス、洗面、トイレを夫婦の寝室の近くにすることです。
6つ目は、父権の確立です。
昔の良い親は怖いが頼りになる存在でした。
今は母親が、
「間違ってもお父さんのようになったらダメよ」
こんなこと言うから、余計父親の権威がなくなっていくんです。
でも、ご安心ください。父親の権威を無言で示す方法があります。
一つは、書斎です。
父親が自分だけになれる空間を作ることです。
それだけで、お父さんは元気になります。
そして、大黒柱です。建物の中心に据えられる、家を支える柱です。
大黒柱を毎日見ることで、この家を支えているのはこの太い柱であり、
家族を支えているのはお父さんなんだと思えます。
大黒柱はその象徴なんです。
父権の確立は子どもが良い子に育つ秘訣です。
建材、間取り、教育方針、夫婦中心、洗面・バス・トイレ、父権。そう憶えてください。
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引用終わり(部分的に、省略した文章があります。)