「設計と現場日誌」
ホームエレベーター工事
2011年11月22日
先月からホームエレベーターの「増築」工事に取りかかっています。
築20年のお住まいなのですが、高齢のご両親との同居、一階が非住宅で住居部分がすべて二階のため階段の上り下りが大変になってきたことなどで、エレベーターを設置できないかというご相談だったのです。
奥様のお友達が当社のお施主様で、そのお宅に新築時エレベータを設置したことからご紹介を受けました。
家の中には設置するスペース(一二階通しの場所)などはなく、玄関ホールの外側にスペースを増築することとなりました。
築20年のお住まいなのですが、高齢のご両親との同居、一階が非住宅で住居部分がすべて二階のため階段の上り下りが大変になってきたことなどで、エレベーターを設置できないかというご相談だったのです。
奥様のお友達が当社のお施主様で、そのお宅に新築時エレベータを設置したことからご紹介を受けました。
家の中には設置するスペース(一二階通しの場所)などはなく、玄関ホールの外側にスペースを増築することとなりました。
エレベーターは建築基準法上「工作物」という扱いになり、建築物と同様の確認申請が必要です。
ただ、今回は既存住宅に設置、なおかつ増築部分は10m2未満と言うことで申請は不要となりました。
このへんの取り扱いが市町村で異なっているようです。
特に、既存のお宅の新築時の建築確認済証が無い場合は、既存住宅が建築基準法を満たしているかの申請となるようで実質的に設置不可となることが多いようです。
(ご興味のある方はこちらもご参考に)
今回はエレベーターの出入り口に既存の階段が作られている関係で、階段の場所を移動しています。
家の中に一カ所しかない階段を壊して作り替えるわけで、大工さんも結構急がせてしまいました。
職人さんをやりくりしながら工事が続きます。
●二階から既存の階段を見下ろしたところ
○階段を掛け替えました。以前の階段は正面の引き戸の左側から昇っていましたが、新設の階段は右側から昇ります。