「設計と現場日誌」
水が出ない!お湯が出ない!
2012年01月31日
今回の寒波でこんな電話が増えています。
水道屋さんには特に電話が殺到しているようです。
幸い当社にはさほどSOSは来ていません。最近の住宅は昔の住宅とちがい、壁の中を水道管が立ち上がっているため外壁伝いに配管してある昔の家よりは凍結に強いのです。
さらに、エアサイクルの場合基礎断熱と閉じることのできる床下換気口により凍結はほぼしません。
しかし油断は禁物。例外があります。
水道屋さんには特に電話が殺到しているようです。
幸い当社にはさほどSOSは来ていません。最近の住宅は昔の住宅とちがい、壁の中を水道管が立ち上がっているため外壁伝いに配管してある昔の家よりは凍結に強いのです。
さらに、エアサイクルの場合基礎断熱と閉じることのできる床下換気口により凍結はほぼしません。
しかし油断は禁物。例外があります。
①給湯器やエコキュート廻りの配管に巻いてある凍結防止ヒーターが利かない場合
昨日「水が出ない」とご連絡いただいた方もそうだったのですが、ヒーターの電源を夏場もったいないからと抜いていたのです。電気が通らなければヒーターにはなりません。
また、震災時の停電のショックでヒーターが壊れている場合。これは水道屋から聞いた事例です。
それ以外にも凍結防止ヒーターも寿命がありますので利いているかどうかの確認は必要です。
②追い炊き配管の凍結
浴槽につながっている追い炊きの配管は、凍結させないための機能が給湯器についています。
一定温度以下になると自動で循環運転をするようになっているのですが、浴槽に水(お湯)が残っていないと機能しません。浴槽のお湯は抜かないでください。
朝の気温が低くとも日中5度や10度に気温が上がれば自然と解凍される場合もありますが
今回のような真冬日状態が続けば自然解凍は望めません。