「設計と現場日誌」
見積をたくさん取ってもうまくいくとは限らない
2016年06月27日
今日はちょっと話題を変えて。
当社でよく採用している住宅建材(主に内装材)のメーカーがあります。小さな会社さんですが、「健康」ということにこだわって商品開発・販売をしているところです。
専務さんが今日かいていたブログにあった言葉に共感したので引用させていただきます。
———————————————————————————
(前略)
実は、ずっと謎だったんです。
新築の見積もりを数社からとっている人で、
幸せになっている人が少ないなぁと…。
アトピッコハウスには、
ハウスメーカーや設計事務所、建売や新築マンションを購入した方、
そしてリフォームやDIYなど、あらゆる方からの相談をたくさんいただきます。
その方々は、アトピッコハウスの素材をまったく買っていないんだけど、
建てた新築や、リフォーム工事に納得がいかなくて、まぁ、愚痴を聞いて欲しい半分、
解決策を模索したい半分な感じで連絡されてきている方も多数。
そういった方々に共通していることの1つが
見積もりをたくさんとって検討したのに…、ということ。
仕事だから建築会社は、ものすごい時間をかけて見積もりを作ったハズ。
それだけの熱量をもった見積書を、
新築するのだから当然、
高い買い物だから当然、
話し聞いてくれて当然、
と思って軽い気持ちで受け取っていたら火傷しますよね。
人間関係はエネルギーの交換でもあります。
(後略)—————————————————————————-
価格はもっとも気になることの一つに違いないのですが、「幸せ」になるための一要素です。
それよりも大切なのは建築時や生活してからの納得感ではないでしょうか。