「設計と現場日誌」
友の会小旅行とバスガイドさんとの会話
2016年10月17日
10月第三日曜日は恒例の友の会文学散歩改め小旅行です。
今シーズン最高の天気の中、岩手奥州市えさし藤原の郷~一関市猊鼻渓舟下りを楽しんで参りました。
数年前に最上川の舟下りが好評だったのでと企画しましたが、最上川の舟下りがエンジン付の船だったのに対してこちらは船頭さんが一人で竿を押しながら進むゆったりしたもの。数々の奇岩に名前が付いていてその云われなどを聞きながらゆっくりした時間を過ごすことができました。
さて、帰りの車中お客さんたちがお休みの間、最前列に座っていた私はガイドさんとしばし雑談となりました。偶然にもガイドさんは会社の近所の団地にお住まいの方。ガイドさんのお姉さんのお宅の話になったのです。
「うちの姉がね、知り合いの大工さん(工務店でしょうか)にちょっとしたリフォームをしたらいくらくらいになる?ってきいたら『80万くらい』って言われたそうで」
「じゃあということで工事を頼んだんですよね。工事が終わって請求が来たら120万って」
-きちんと見積書はもらわなかったんですか?
「もらってなかったみたいなんです。私はその話を聞いて『おかしいんじゃない?』って言ったんですけど姉は「面倒だから払う」って」
結局は間に立ってくれる人がいて中間の100万円で、ということに落ち着いたというのですが、、、。
何はともあれ工事見積書はしっかりもらわないといけません。リフォーム工事に限らず新築工事でも、工事途中に色々と追加でお願いしたいことが出来たり、やっぱりやらなくていいと取りやめる項目がでたりするものです。そんなとき、明細の入った見積書がないのではいくら追加工事があっていくら減額工事があったかの計算根拠が分からなくなり、トラブルの原因になるのです。