「設計と現場日誌」
太陽光発電
2016年11月28日
ここ2ヶ月で、太陽光発電についてのお問い合わせが2件。いずれも当社で建築した築二~三年のお客様でした。結果的にお二方とも導入することになりました。
実は私たちはあまり太陽光発電を熱心に勧めてはいなかったのです。家作りは損得だけで考えない方がいいと思っているので。
しかしながら今回改めて導入費用を調べてみると、かなりお安くなっています。発電した電気を売る「売電単価」は毎年下がっているのですが、同様に設備費も下がっています。固定買取期間10年の売電価格で導入費用がほぼまかなえます。その後は発電した分は収入もしくは自家消費できますから、将来電気代が上昇したときには心強いと思います。
一人のお客様は訪問販売の会社さんと契約寸前でした。内容的には発電システムに蓄電池をセットした内容。
太陽光に詳しい同業者にリサーチすると、「蓄電池は普及前で価格はまだ高い。数年前の売電単価が高い時期に導入した人たちの固定買取期間が過ぎるころに一気に普及するのではないだろうか。」とのことでした。
以前は売電単価は購入単価とおなじだったので、夜間安く日中高い料金設定のオール電化住宅だとメリットが大きかったのです。しかし、現在は売電単価は一律ですから、オール電化住宅でなくとも効果は変わらなくなりました。
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