「設計と現場日誌」
時節柄、、
2016年12月12日
いよいよ本格的な冬。
暖房シーズンなのですが、暖房機の修理依頼や交換工事が多くなるシーズンでもあります。
PAC住宅は床下、壁、天井裏と外張り断熱材の内側を空気が流れる工法ですが、その特性を生かした床下暖房があります。床だけでなく壁面にも熱が回るので低い温度ながら快適さが得られます。
熱源は灯油で、温水パイプを床下に循環させる方式です。ここ数年、灯油代の値上がりとオール電化の普及で設置例が減ってしまったのですが、以前(20年以上前から)行っている方式のため、そろそろ暖房ボイラーの寿命になっているご家庭も多くなってきました。
先日ボイラー交換をしたお宅では「燃焼音がずいぶん静かになりました。」との感想を頂きました。石油ボイラーやガス給湯機は「エコフィール」や「エコジョーズ」という愛称で潜熱回収型の省エネタイプに変わってきています。
手で触れないくらい高音だった排気から熱を回収して省エネ効果を上げているのですね。