「設計と現場日誌」
仙台市泉区の工務店。外壁のメンテナンス(外壁塗装)は築何年でやったらいいの?
〇 仙台市青葉区で外壁塗装工事を行っています。
久しぶりのブログ更新になります。
降雨の連続記録を更新してしまった8月から9月になって、天候も安定してきました。
春と秋は建築工事をするにもいい季節。築14年のお住まいをメンテナンスしています。
〇 外壁塗装の必要性
毎日雨風にさらされている屋根や外壁。10~15年に一度、塗り替える必要があります。(陶器瓦の場合は塗り替えは必要なく、割れている瓦がないか点検をし、部分交換することになります。)
こちらのお客様宅は瓦屋根だったため屋根は洗浄作業のみとし、屋根以外の外部をすべて塗装しています。
住宅外部の、部位名称のイラストです。
あまり耳慣れない言葉が多いかもしれません。
塗装工事の見積書などには、この部位ごとに工事費が分かれて計上されていることが多いと思います。
その他、外壁が「防火サイディング」である場合はサイディングボード本体同士の目地を塞ぐための「コーキング」(シーリングともいいます)があり、劣化している場合は交換が必要です。
外壁と、軒天・破風・雨樋を同じ色の塗料で塗ることもできます。
この場合、色分けする手間暇が削減できるので工事費が割安になる場合があります。お手頃価格を提示しているチラシなどはこの方式かもしれません。全体的に同じ色になってしまい、ぼんやりした印象になってしまいます。(個人的乾燥かもしれませんが、、、)
自分の場合は、破風や雨樋はアクセントとなる部分なので色分けする方が好みですね。
〇 塗料にもいろいろな物があります。
当社がよく採用している外壁材に「そとん壁」という塗り壁材があります。そとん壁という外装塗り壁材は、多孔質で壁の中の湿気を排出する機能があります。
この材料を開発した高千穂さんが供給している高機能の外壁塗料が「レインシャット」そとん壁の上から塗っても通気性を妨げない無機塗料なのです。
さらに「レインシャット」に遮熱断熱の機能を加えた製品があります。
今回の現場はこの「レインシャットスーパーエコ」を採用しました。長寿命の無機塗料であり、さらに遮熱断熱の機能を持たせています。ご希望の方にはパンフレットを差し上げますのでお問い合わせしてください。
〇 アルミ製カーポートの上には足場が掛けられません。
工事には外部足場が必要です。しかし住宅にアルミ製のカーポート屋根が付属している場合があります。屋根材は足場を乗せるほどの強度がないので、透明屋根材をいったん取り外し、足場を撤去した後につけ直す必要があります。
先月中頃から始まった工事もほぼ完了。足場を外しカーポート屋根を復旧すればお引き渡しになります。
ついでと言っては何ですが、風通しの悪い北側の瓦屋根に着いていた藻も掃除させていただきました。屋根上のアンテナなども、足場があるときに合わせて点検すると良いと思います。
〇 築10年~15年の方へご案内
10年に一度とはいえ、足場を掛けて外回りを塗り替えるのはそれなりの費用が掛かります。
現在住宅ローンを返済中で条件に当てはまる方の場合、住宅ローンの借り換えによって現金費用を掛けずにゼロ円でリフォーム工事ができることがあります。もしご関心のある方はこちらのフォームからhttps://www.sendai-air.co.jp/contact
相談内容の欄に「ゼロ円リフォームについて知りたい」とお書きいただきお問い合わせください。追って資料をお送りさせていただきます。(H30.5追記)