「設計と現場日誌」
仙台市で補助金を利用したリフォーム
お手軽な補助金 仙台市の「Let’s熱活!補助金」
温暖化の原因とされる炭酸ガスを削減するために有効なのが住宅の省エネ化です。
国でも県でも市でも、CO2削減のためになるリフォームには補助金を出しているのです。
お客様にとっても、省エネ化することは光熱費削減にもなるので経済的です。
断熱化をすすめていくことで住まいの中には温度差がなくなって快適さも増しますし、室内の温度差を減らすことは健康に好影響があるという研究もあるのですから良いことづくめですね。
国の補助金や県の補助金よりも、手軽に利用できるのが仙台市の「熱エネルギー有効活用支援補助金」通称「熱活補助金」です。
http://www.city.sendai.jp/ondanka/download/bunyabetsu/kankyo/kankyohozen/hojokin.html
国や県の補助金は工事の範囲が広くて大がかりなリフォーム工事を行う場合に使える制度で、補助の金額が大きいです。が、補助を受けるための要件が厳しくなります。
それに対して仙台市の熱活補助金は、少額な工事も対象になります。
一番お手軽な「内窓設置工事」では窓一つからでも申請できます。
二重窓にすることで窓の断熱性能を向上させて暖かく、光熱費削減になります。
内窓ってどんなもの?
和室の窓だと、よくガラス窓の内側に障子がついているのをご存じの方も多いでしょう。
それと同じで窓サッシの内側にもう一つサッシを組み込みます。
断熱性能や結露させないようにするために、フレームは樹脂(プラスチック)が採用されています。
また、ガラスを選ぶことができます。
単板ガラスと言ってガラス一枚のタイプはコストが抑えられますが、お勧めは複層ガラスです。
ペアガラスとも言い、二枚のガラスの中に空気層があるタイプです。さらに断熱性能を強化したガラスがLow-Eガラスです。ガラスに透明な金属膜を張ることで熱が逃げることを妨げる働きをします。
価格差はどのくらいあるのでしょうか?
幅1700mm高900mmの内窓の場合
単板ガラス3mmで37,800円(定価)
複層3+A12+3 50,400円(定価)
Low-E 3+A12+3 66,200円(定価)
性能の差に較べて価格の差は小さいですね。
※3+A12+3とは、「3mmのガラス+空気層12mm+3mmのガラス」という意味になります。
〇内窓の遮音効果
補助金とは関係ありませんが、内窓は音に対しても効果があります。
「外の音が全然気にならなくなった」というご感想もいただきます。
余談ですが、遮音効果に影響するのはガラスの厚みってご存じでしたか?厚いガラスの方が遮音性能が高いのです。
また、ペアガラスの場合、二つのガラスの厚みをかえることで遮音効果を高めることができます。
どのくらい補助金がでるのでしょうか?
実際に当社で工事した実例をご紹介します。
Aさん
窓10箇所 工事費合計 255,960円(税込)
補助金支給額 86,000円(約33.6%分)
Bさん
窓 5箇所 工事費合計 288,430円(税込)
補助金支給額 56,000円(約19.4%分)
Cさん
窓 6箇所 工事費合計 410,184円(税込)
補助金支給額 100,000円(約24.4%分 上限)
窓の大きさや断熱性能によって一窓あたりの補助額が変わりますので補助率は一定になりません。
が、約20%は補助されるようです。
大分お得だと思いませんか?お部屋は快適になり冷暖房費が削減になります。
具体的なご相談をご希望の方はぜひご連絡(お電話)ください。
☎ 022-374-1839
また、WEBでのお問い合わせ、資料請求はこちらまで。
2019年4月21日追記
年度が変わって、今年度の熱活補助金はどうなるのだろうと思っておりましたら、今年も昨年同様の補助がでることになりました。
http://www.city.sendai.jp/ondanka/download/bunyabetsu/kankyo/kankyohozen/hojokin.html
先日は早速お問合せをいただき、工事させていただくことになりました。ありがごうございます。
申請代行も行っていますのでご関心のある方はお問合せください。無料でお見積もりいたしますよ。
2019年6月20日追記
追伸(2019.6.20)
今週、国のリフォーム補助金についての研修会に参加してきました。(長期優良住宅化リフォーム推進事業)
詳しいご報告をこちらにアップしましたのでご関心のある方はお読みください