「設計と現場日誌」
お客様訪問 仙台でリノベーション
2019年01月29日
昨日は11月にお引き渡しした中古住宅リノベーションのお宅へ訪問してきました。
引き渡し時に保留となっていた、納戸の棚工事打合せのためです。
そしてもう一つの目的は、、、、
リカバリーの確認
お客様はアンティークな品がお好きな方。
新居に入れる家具もわざわざ中古品を選んで購入なさっていました。
しかし、工事中に現場に搬入するわけにも行かず、奥さんのご実家に預けてあったのです。
これをテレビ台として活用しようという計画でした。ところが購入したソファーに座ってテレビを見ようとすると、ちょっとテレビの位置が高すぎる。そこで「家具の足を〇〇センチ切って低くして欲しいんだけど」とご依頼を受けました。
ご実家は現場近くでしたので、大工さんに「ご実家にある”家具の”足を切って短くして」と頼んだのです。
そこで行き違いが起きました。ご実家にはこの”家具”の他にもう一つ家具が預けてあったのです。そしてご実家のお母さんはもう一つの家具の方を指さして「これだよ」と教えてくれました。
それがこのテーブルです。そうです、テーブルの脚を間違って短く切ってしまったのでした。
そこで相談したのは、本来は銘木屋さんのEーwood安部さん。無垢の木の扱いにかけてはエキスパートです。こんな修復案を提案してくれました。
昨日はその仕上がり具合も確認したかったのです。納品の時に立ち会えなかったものですから。
お客様からは「すごいです。言われなければ全然分かりませんよ。」と評価いただいていましたが。
よく見るとわずかに切れ目がみえる程度。素晴らしいです。今後はこんな行き違いがないように気をつけなければなりませんね。
※大分以前になりますが、こんなオーダーキッチンの天板を作ってもらったのも安部さん。