「設計と現場日誌」
住宅の火災保険。火事でも保険金が出ないことがあります。
2023年01月29日
私、実は父のふるさとに空き家を相続してしまいました。もう8年になります。
住んでいないのですが万一火事を出したりしてはご近所にご迷惑ですし火災保険をかけていました。
ところが、、、数年前に火災保険についての勉強会に参加してびっくりする事実を知りました。
住宅の火災保険は、、、「住んでいる」ことが保険加入の条件だったのです。空き家の場合住んでいないことが発覚すると火事が発生しても保険金は出ない。保険の代理店もそのことは知っていたらしいのですが、保険料が安い方がいいだろうとのことで契約させていたのです。数年間、保証がついていない危ない状態だったのです。
こんな場合、保険料率は幾分高くなってしまうのですが「倉庫」扱いの建物とすることで保険の対象とすることが出来ます。火災保険は火災のみならず雪や風の被害も特約を付けることで保証対象になります。
私の相続した空き家は山形県の雪深いところですので、もし雪でどこかが壊れた場合保証対象になります。
昨年、火災保険の料金が上がってしまいました。それは昨今の自然災害の増加が原因なんですね。