ハイサイドライトという窓は、いわゆる高窓。
掃き出し窓や腰窓よりも高い位置(天井近く)や吹抜の上に設置する窓です。
隣地が迫っていても高い場所から光を取り込みつつ、お隣からの視線を気にしなくていいメリットが。
もう一つのメリットとしては、反射光。天井に光が当たって反射することで同じ大きさの窓を床近くに設置した場合よりも明るく感じるのです。

隣地が近いリビングの窓。吹抜上部に高窓を設置しています

洗面所に設置したハイサイドライト。開閉もできます。
ちなみにAIに聞いてみました。
問い)同じ大きさの窓を、天井から下に取り付けるのと、床上に取り付けるのとではどの程度反射光が違いますか?または明るさが違いますか?
ChatGPTの答え
同じ大きさの窓でも、天井付近に設置する場合と床付近に設置する場合では、室内での反射光や明るさの分布が大きく異なります。その理由と違いについて説明します。
1. 明るさと反射光の違いの主な要因
入射光の分布
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- 天井付近に窓を設置すると、光がより広い範囲に拡散しやすく、天井や壁を介して室内全体を間接的に明るくします。
- 床付近に窓を設置すると、光が床に集中し、天井や高い位置の壁には届きにくくなります。その結果、部屋の下半分が明るくなりやすい。
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内装材の反射率
- 天井や壁の反射率は一般に高い(50~80%)ため、天井近くから入射する光は部屋全体に効果的に拡散します。
- 床の反射率は通常低い(20~40%)ため、床からの反射光は少なくなり、直接照らされたエリア以外は暗くなりがちです。
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影の形成
- 天井付近の窓は光を広範囲に届け、影を柔らかくします。
- 床付近の窓は物体の影をはっきり作り、視覚的な暗さを感じる場合があります。