山形県産材をふんだんに使った三世代同居の家　山形市Ｔ様

リビングです。東側の壁には一面、収納を確保しました。これは以前、お施主さんが見学会にいらしたときに気に入って採用したいと思ったものです。リビング周りにはなんだかんだと必要な物が多く出てきます。スッキリ収納し、綺麗に見せるのには良い考えと言えるでしょう。

無垢の木をふんだんに使い、壁は珪藻土塗りとしています。壁一面に作りつけの収納を設けました。建具も既製品ではなく、無垢の素材で作成しました。

キッチンの奥に食品庫と勝手口を設けました。

和室とリビングをつなぐ場所に広縁を設けました。

収納を「吊り押入」にして広がりを感じられるような工夫をしました。

洗面室も無垢材を使いました。洗面台はホーロー製でホルムアルデヒドの放散はありません。

１階のトイレはちょっと広めに確保しました。タンクレスの便器がさらに空間を広く見せています。こちらのお宅は１階床下にPAC床暖房の配管がされています。もちろんトイレの床もほんのりと暖かくなります。

２階のリビングです。勾配天井として梁をあらわすことで空間が広く感じられます。

２階のリビングから台所を見た所です。対面キッチンになっています。

２階のキッチンです。こちらもホーロー製のキッチンです。ガスレンジはガラストップになっていて、掃除がしやすいタイプです。

２階の和室です。4.5帖ですが、「昼寝できるスペースが欲しいなあ」というご要望にお応えしました。夏場もこの場所は結構涼しいそうです。

子供室にはロフトを設けました。ちょうど勾配天井の一番高い部分に位置しています。

「家は建てないんですけど、ガイドブックをもらえませんか？」この一言が、Ｔさんとの出会いでした。その後、転勤で仙台に来ていたＴさんは山形へ。家づくりの情報誌を通じて1年ほどお付き合いし、ご縁があって家づくりをご依頼いただくことになりました。