「木の家」中古住宅の水回りと外回りをリフレッシュ！　仙台市青葉区A様

新築当時、「なるべく化学的な材料を使わないで家を建てたい。設備もそうしたい」とのご要望でキッチンメーカーからステンレスのワークトップとシンクのみを提供してもらい、キャビネットは大工の造作で製作しました。

Ｌ型キッチンのシンク下は、掃除をしやすくするためにオープンでした。

外観。外部にも「木」を使いたいというご要望で、部分的なアクセントとして「サイプレス」という耐久性の高い樹種を使いました。

ベランダ部分は雨が直接かかるため、耐久性のある樹種でも劣化が目立っていました。

新しいキッチンはコスト面も考えてＩ型のレイアウト。それに伴い対面部分の腰壁を改修します。

シンク脇に新しい腰壁を作ります。

コンロが正面に来るため、壁を増設。リビング側にあった棚は、テーブルの高さまでなくしました。

外部の「サイプレス」部分は、そのほかの部分と同じ「ガルバリウム鋼板」の角波板に張り替えます。

鋼板の下地は不燃材の「木毛板」です。

丸窓がありましたので、しっかりとシーリングを施工。

新しいキッチン。

浴室と洗面所も新しく入れ替えました。

雰囲気の変わった外壁の色です。クリーム色から淡いグリーンになりました。

今回手を入れませんでしたがこの家の内観。

二階ホール。屋根なりの勾配天井と表しの化粧張り。

当時、大工が一生懸命つくった階段です。

前の所有者様が売却なさるとき「できるなら解体しないでこのまま住んでもらえるひとに買ってもらいたい」とおっしゃっていました。
購入されたＡ様は、建築関連のお仕事にも理解があり木の家がとっても気に入ってくださったようです。
新築時に携わったものとしてとても嬉しいです。
そして、リフォーム工事のご依頼も、とても嬉しいです。