親の家をリフォームしたい方
お金のトラブルに気をつけて
ご両親の家をリフォームして住み継ぐ
思い出と資源を大切にする・・・素敵なことです。
ただ、もし親の家をリフォームして同居する
親が快適に暮らせるためにリフォームをしたい、
とお考えであれば、お金のトラブルには十分気をつけてください。
小さなリフォームであれば、ほぼ問題ないと思いますが、
あなたがお金を出して大規模なリフォームや
増築等を行った場合は注意が必要です。
そのお家の名義は親のものですよね。
そこにあなたがお金を出して家の価値を上げた
となると「贈与」の対象になってしまうのです。
そういった場合、名義の一部をご自身のものにしたり、
きちんとした贈与の申告等を行っていく必要があります。
親孝行のつもりで工事をしたのに、
「贈与税でもめることに」なんてなったら、せっかくの好意が悲しいですよね。
ご心配があれば、こういった点についてもご相談ください。
どのような方法がよいか一緒に考えましょう。
(具体的な手続きが必要な場合は、専門資格のある方に対応していただきます)
バリアフリーは人それぞれ
親の家をリフォームする。
すると、まず頭に浮かぶのが「バリアフリー」でしょうか。
古いお家は、段差があることが多いですよね。
洋間への改装に併せて、段差をなくしたり、
ドアを引き戸にしたり、手すりをつけたり、
安心して暮らせるお住まいにするには大切なことです。
条件が揃っていれば、介護保険を利用するという方法もあります。
ただ、いずれにしても実際に使用される方のご意見を尊重することが大切です。
バリアフリーも十人十色です。
ケアマネージャーさんとの連携も含めて、
当社では福祉住環境コーディネーターが対応させていただきます。
間取り変更は耐震性をチェックして
「小さな個室の壁を取り払って広い部屋にしたい」
こういったご希望やTVの影響などで間取りを変更したい
というご要望は増えています。
こういった工事はある意味チャンスです。
きちんと耐震性を確認し、リフォーム後には
より安心して暮らせるようにしましょうね。